月組の男役として、安定した存在感を放ち続けている英かおとさん。
新人公演ラストイヤーに初主演を果たし、その後も舞台で着実に経験を積んでいます。
この記事では、英かおとさんのプロフィールや本名、経歴を中心に、
初主演となった新人公演での様子についても触れながらご紹介します。
英かおと プロフィール
名前 英かおと(はなぶさ かおと)
組 月組
出身地 岡山県倉敷市
誕生日 10月28日
血液型 A型
身長 172cm
初舞台 2013年 雪組公演「ベルサイユのばら」
愛称 うー
英さんには愛猫がいます。名前はソラちゃん。スカイステージでも紹介され、ソラちゃんと過ごす時間が日々の癒やしになっている様子が伝わってきますね。
舞台上のきりっとした男役姿とは違う、やわらかな素顔が感じられるエピソードです。
気になる本名と年齢は？
本名は 宇田紗奈恵（うだ さなえ）さん！
年齢は非公開ですが、高校１年生の時に初観劇、受験を決意し、２度目の受験で合格との情報があることから
1993年生まれではないでしょうか。1993年生まれだとすると2025年現在で32歳です。
少なくとも1992年～1993年生まれ、32歳～33歳ということがわかります。
高校３年生で合格の場合は33歳だね。
幼少期と宝塚を目指したきっかけ
幼い頃からピアノやバレエを習っていました。ミュージカルの世界で活躍したいと思っていました。
中学３年生からは声楽を習い、オペラ歌手を目指しいていたそう。
バレエは５年で辞めて、バスケットボールを始めました。
バスケをやったらものすごく身長が伸びたんだって
本人曰く何をやっても続かなかったんだとか。
転機となったのは、高校1年生のとき。
天海祐希ファンの母親の勧めで宝塚を初観劇。出会いは強烈なものでした。
「この舞台の端でもいいから立ちたい」と強く感じたことが、宝塚を目指すきっかけになりました。
初めて自分の意志でやりたいと思ったのが宝塚の舞台なんだそう。
宝塚音楽学校には2度目の受験で合格。
誰よりも朝早く劇団に来て発生練習をしたり、時間の許す限りレッスンに参加するなど
かなり真面目な性格を伺わせる英さん。
新人公演ラストイヤーとなる７年目で、初主演を果たしました。
英かおとの経歴と主な出演作
2011年に宝塚音楽学校へ入学。
2013年、99期生として宝塚歌劇団に入団。成績は19番。
雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台を踏んだ後、組まわりを経て月組に配属されました。
入団７年目、新人公演最終学年で、新人公演初主演に抜擢。
新人公演初主演について
英かおとさんの出演歴の中でも、大きな節目となったのが
2019年公演「I AM FROM AUSTRIA ―故郷は甘き調べ―」新人公演での初主演です。
新人公演ラストイヤーでの主演ということもあり、舞台上では落ち着いた佇まいが印象的でした。
挨拶では、「たくさんの愛に支えられているのだと、改めて気づくことができました」と語り、
作品への思いや周囲への感謝を率直な言葉で伝えていた姿が心に残ります。
また、「今日が特別というより、いつも一生懸命。役が違うだけ」と話し、
主演という立場に浮き足立つことなく、舞台に向き合ってきた姿勢もうかがえました。
これまでの英さんは、「諦めたら終わり、もっとお稽古」とひたすらレッスンをする日々を過ごしていましたが、
2017年「All for One」のレッスンで「楽しんでいるといろんなことが追求でき、幅も広がる」ことがわかったことから
公演を何よりも楽しもうと思ったそうです。
主な出演作
- 2013年 「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」舞台デビュー
- 2017年 「All for One」新人公演：フィリップ
- 2019年 「夢現無双」
- 2019年 「I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-」新人公演初主演
- 2025年 「GUYS AND DOLLS」
- 2026年 「侍タイムスリッパー」出演予定！
さいごに
下級生時代から着実に経験を重ね、新人公演初主演という大きな節目も乗り越えてきた英かおとさん。
派手さよりも誠実さを大切にしながら、月組の舞台を支えてきた存在です。
これからさらに年次を重ねる中で、どんな役と出会い、どんな表情を見せてくれるのか。
今後の活躍にも引き続き注目していきたいですね。応援しています！