花組の若手男役の中でも、明るい存在感と確かな実力で注目を集めている美空真瑠さん。
入団から着実に経験を重ね、ついに新人公演で初主演を務め、大きな節目を迎えました。
この記事では、美空真瑠さんのプロフィール・本名・経歴を中心に、
新人公演初主演やギネス世界記録イベントへの出演について紹介します。
美空真瑠 プロフィール
名前 美空 真瑠(みそら まる)
組 花組
出身地 兵庫県西宮市
誕生日 11月29日
身長 169cm
初舞台 2019年「オーシャンズ11」
愛称 まる
美空さんは兵庫県西宮市にある、「オオカワバレエアーツ」というバレエ教室に通っていました。
3歳からバレエを習っていました。
ロシア短期留学の経験もあり、キレのあるダンスです。
宝塚音楽学校へは中学3年生で受験し合格。
音楽学校時代については、尊敬する上級生や同期に支えられた日々が
「一生の宝物」になっていると語っています。
音楽学校の受験時は身長が165㎝で娘役志望でした。
その後伸びたことから念願の男役になりました。

気になる本名と年齢は?
本名は、田中 愛梨さん!
親しみやすい愛称「まる」は、舞台内外でもすっかり定着していますね。
年齢は非公開ですが、中学校卒業後に音楽学校へ入学していることから
2001年生まれ。2025年で24歳です。
美空真瑠の経歴
2017年、宝塚音楽学校へ入学。
2019年、105期生として宝塚歌劇団に入団。成績は4番。
宙組公演「オーシャンズ11」で初舞台を踏んだ後、花組に配属されました。
2024年、永久輝せあ、星空美咲トップコンビ大劇場お披露目公演「エンジェリックライ」で新人公演初主演に抜擢。
この作品で、美空さんと初音さんの新人公演主演により、95期と並ぶ新公主演&ヒロイン主演経験者が12人となりました。
新人公演初主演について
花組公演「エンジェリックライ」の新人公演で、美空真瑠さんは入団6年目にして初主演を務めました。
この新人公演について、美空さんはインタビューで
「この新人公演も、成長過程ではなく、一つの舞台として、お客さまに心から楽しんでいただける舞台をお届けしたいと思っていました」
と語っています。
また、終演後のカーテンコールでは、
「皆さまの温かい拍手や手拍子、一つ一つに勇気をいただき、最後まで無事に務めることができました」
と、客席への感謝の言葉を述べました。
この新人公演を振り返り、
「まだまだ課題はたくさんあります」「もう一度ある東京新人公演という当たり前ではないチャンスに感謝して、さらにさらに、もがいて成長していきたい」
と、今後に向けた思いも口にしていました。
さらに、美空さんは舞台を終えた率直な思いとして、
「こうして今終えて、一番に感じたのは、舞台とは特別な場所だなということです。たくさんの方々の思いが折り重なって舞台は成り立っているんだなと思いました」
とコメントしています。
ギネス世界記録イベントへの出演
2024年夏、宝塚市制70周年記念事業として開催された
ギネス世界記録™町おこしニッポンのイベントに、
美空真瑠さんが特別ゲストとして出演しました。
市花であるダリアを使ったブーケを並べ、
「最も長いブーケの列」という世界記録に挑戦する催しで、
会場となった花のみちには多くの来場者が集まりました。
当日は猛暑の中での開催となりましたが、
美空さんの登場に会場は大きな歓声に包まれ、
市長とともにフィニッシュワークでブーケの列を完成させました。

見事ギネス認定!おめでとうございます!

主な出演作
- 2019年 「オーシャンズ11」舞台デビュー
- 2020年 「はいからさんが通る」
- 2022年 「元禄バロックロック」
- 2022年 「巡礼の年」新人公演:エミール・ド・ジラルダン
- 2023年 「鴛鴦歌合戦」新人公演:峰沢丹波守
- 2024年 「アルカンシェル」新人公演:イヴ・ゴーシェ
- 2024年 「エンジェリックライ」新人公演初主演
- 2025年 「悪魔城ドラキュラ」新人公演:神官シャフト
- 2026年 「蒼月抄/EL DESEO」出演予定!
さいごに
105期生として入団し、花組で着実に歩みを進めてきた美空真瑠さん。
新人公演初主演という大きな節目を経て、
舞台人としての存在感はさらに増しています。
95期に続く注目の105期。これからの美空さんの活躍を応援しています!