高翔みず希さんは、宝塚歌劇団専科に所属する男役です。
1990年の入団から月組、宙組、花組と歩み、花組では約10年間にわたって組長を務めました。
キレのあるダンスも高翔さんの大きな魅力。現在は専科生として各組の公演に出演し、長い舞台経験を生かした存在感を見せています。
この記事では、高翔みず希さんのプロフィールや本名、年齢等ご紹介します。
高翔みず希 プロフィール
名前 高翔 みず希(たかしょう みずき)
組 専科
出身地 東京都
誕生日 7月16日
身長 166cm
初舞台 1990年3月「ベルサイユのばら」
入団期 76期
入団成績 14番
愛称 さおり、さおた
宝塚を目指したきっかけは「風と共に去りぬ」
高翔さんは子どもの頃から児童劇団に入り、芸事に親しんでいました。
中学生になるとジャズダンスを習い始め、その頃に偶然観劇したのが宝塚歌劇の「風と共に去りぬ」。
フィナーレのダンスナンバーに感激し、「こんなかっこいいダンスを踊れる所があるんだ」と宝塚を知ったそうです。
そこから宝塚音楽学校を目指し、2度目の受験となる高校1年修了時に合格しました。
後に「ダンスの花組」でダンスリーダーを務める高翔さんが、宝塚を目指した原点もダンスだったんですね。

気になる本名と年齢は?
高翔さんの本名は中野早織さん!
年齢は非公開ですが、高校1年修了時に宝塚音楽学校へ合格したことがわかっています。
1988年に宝塚音楽学校へ入学しているため、1971年生まれ。
誕生日は7月16日なので、2026年7月現在で55歳です。
愛猫はスコティッシュフォールドの佐助くん
高翔さんは猫好きで、愛猫の「佐助」くんを飼っています。
2018年に放送された「とび出せ!ワンにゃんパラダイス!!」には、当時花組組長だった高翔さんと佐助くんが登場しました。
佐助くんはスコティッシュフォールドの男の子で、放送当時10歳。
番組では佐助くんとの出会いや名前の由来、性格、自慢ポイント、大好物のおやつなどについて語り、お気に入りの写真も披露しました。
また、花組の綺城ひか理さんと愛猫のルイスくんも登場し、猫の好きなところや猫に癒やされる瞬間についてトーク。
専科へ異動後の番組でも愛猫についてのエピソードを披露しており、高翔さんの猫好きな一面がうかがえます。

高翔みず希の芸名の由来
「高翔みず希」という芸名は、高翔さんと両親の3人で考えた名前です。
父親が小型飛行機に関係する仕事をしていたことから、空を高く羽ばたくイメージで父親が考えたのが「高翔」。
母親は花のハナミズキから「みずき」を考え、高翔さん自身が姓名判断の字画を見て「希」の漢字を選びました。
家族3人それぞれのアイデアがひとつになって生まれた芸名なんですね。

高翔みず希の経歴
1988年、宝塚音楽学校へ入学。
1990年、76期生として宝塚歌劇団へ入団。入団時の成績は14番。
花組公演「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」で初舞台。ラインダンスだけでなく、市民の男として芝居にも出演しました。
組まわりを経て1991年に月組へ配属。
月組時代には「高照す日の皇子」などに出演し、高翔さん自身もこの作品を印象に残る作品として挙げています。
1998年、宙組誕生と同時に宙組へ組替え。
高翔さんは166cmと男役では小柄だったこともあり、長身の男役が多い宙組で、いかに空間を大きく使って踊るかを学んだそうです。
また、芝居には苦手意識があったものの、1999年「Crossroad」への出演をきっかけに役への取り組み方が変わり、その壁が少し取れたと振り返っています。
2000年には花組へ組替え。
2007年12月25日付で花組副組長、2012年3月19日付で花組組長に就任しました。
組長として約10年間花組を支えた後、2022年2月7日付で専科へ異動。
主な出演作
- 1990年 「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」舞台デビュー
- 1991年 月組へ配属
- 1998年 宙組へ組替え
- 1999年 「Crossroad」ロベール
- 2000年 花組へ組替え
- 2003年 「琥珀色の雨にぬれて/Cocktail」全国ツアー出演
- 2007年 花組副組長に就任
- 2008年 「メランコリック・ジゴロ」浮浪者
- 2012年 花組組長に就任
- 2014年 「ベルサイユのばら」ルイ16世
- 2018年 「ポーの一族」老ハンナ
- 2019年 「花より男子」牧野晴夫
- 2022年 専科へ異動
- 2022年 「巡礼の年」ヴィクトル・ユゴー
- 2023年 「二人だけの戦場」シュトロゼック
- 2024年 「Eternal Voice 消え残る想い」ゼイン
- 2025年 「RED STONE」ドクター・カニンガム
- 2025年 「Goethe!」ヨハン・カスパー・ゲーテ
- 2026年 「マジシャンの憂鬱/EXCITER!!2026」シュトルムフェルド
約10年間花組組長として組を支える
高翔さんは2007年12月に花組副組長となり、2012年3月には花組組長に就任しました。
組長として花組を支えた期間は約10年。2022年2月に専科へ異動するまで、長く花組をまとめる立場を務めました。
組長時代の高翔さんについて、永久輝せあさんは「いつも組の皆さんのことを一番に考えてくださる愛にあふれた方」と語っています。
黒燕尾の群舞などではダンスのアドバイスをもらうこともあり、何より人として温かい存在だったそう。
組子たちには「さおりさんについて行こう」、「さおりさんのためにもっとこうしなければ」という気持ちがあり、その存在が花組のまとまりや明るくのびのびとした雰囲気につながっていたと振り返っています。
長年組長を務めた高翔さんが、花組の中でどれほど大きな存在だったのかが伝わってきますね。
「ダンスの花組」でダンスリーダーとして活躍
高翔さんといえば、軽快でキレのあるダンスも大きな魅力です。
2008年の「メランコリック・ジゴロ/ラブ・シンフォニーII」では、「ラブ・シンフォニーII」の全場面に出演し、ダンスリーダーを務めました。
そんな高翔さんにとって特に思い出深いダンスのひとつが、2003年花組全国ツアー「Cocktail」のコットンクラブの場面。
もともと大地真央さんのサヨナラ公演「ヒート・ウェーブ」で上演されたこの場面に憧れており、自分が実際に踊れることになった時には「神様っているんだ!」と思うほど感動したそうです。
高翔さんが目指してきたのは、ハートのある成熟した男のダンス。
さらに、何十年先の人の心にも残るようなダンスを踊ることを夢として語っていました。
中学生の頃、宝塚のダンスに憧れたことから始まった高翔さんの宝塚人生。その後、自らが「ダンスの花組」を支える存在になったという歩みも素敵ですね。
花組組長から専科へ異動
約10年間花組組長を務めた高翔さんは、2022年2月7日付で専科へ異動しました。
専科となってからも花組公演にたびたび出演しており、2023年「二人だけの戦場」ではシュトロゼック役を演じています。
同作に出演した永久輝せあさんは、高翔さんがいると穏やかな空気になり、とても安心感があると語っていました。
長く組長として花組を見守ってきた高翔さんだからこそ、専科となった現在も花組生にとって大きな存在であることが伝わります。
一方で現在は花組だけにとどまらず、月組や宙組の作品にも出演。
長年培ってきた芝居やダンスを生かしながら、専科生として各組の舞台を支えています。
さいごに
中学生の頃に宝塚のダンスに心を奪われ、今では長い宝塚人生を重ねてきた高翔みず希さん。
花組組長として組子から慕われ、専科となった現在も舞台に立つと安心感を与えてくれる存在です。
これからも高翔さんらしいお芝居と、心に残るダンスを見せ続けてほしいですね。
