月組のトップ娘役として注目を集める天紫珠李(あまし じゅり)さん。
男役から娘役への転向という異色の経歴を持ちながらも、数々の舞台で実力を磨き、2024年7月にはついにトップ娘役に就任!
華やかさと芯の強さを併せ持ち、まさに“これからの月組”を担う存在です。
この記事では、プロフィール・本名・経歴まで、彼女の全てをたっぷりとご紹介します。
天紫珠李 プロフィール
名前 天紫 珠李(あまし じゅり)
組 月組
出身地 東京都世田谷区
誕生日 1月10日
身長 166cm
血液型 A型
愛称 じゅり
初舞台 『1789 -バスティーユの恋人たち-』
初観劇は雪組公演『ノバ・ボサ・ノバ/再会』。小学生からバレエを始め、高校時代に柚希礼音さんに憧れて受験を決意しました。
名前「天紫珠李」は、家族で相談しながら決めたとのこと。


気になる本名と年齢は?
本名は 梶山 万梨子 さん!
生年月日は非公表ですが、調べてみると、3歳のときに轟悠主演、雪組の「ノバ・ボサ・ノバ/再会」を観劇したそうです。
「ノバ・ボサ・ノバ/再会」が1999年に上演されたので、そこから推測すると1996年生まれではないでしょうか。
1996年生まれだとすると、2025年5月現在で29歳。だいたいこのくらいの年齢だと思われます。

推測なので参考程度に!
天紫珠李の父親は会社経営者の噂は本当?
天紫さんは東京都世田谷区という、高級住宅街の出身。中高一貫の玉川聖学院に通っていたことからも、きちんとした教育を受けてこられたことが分かります。

天紫さんの実家について気になってる人も多いようですね。
父親は会社経営者ではないかという噂もありますが、これは出身地や学歴、芸事への支援体制から推測されたもので、公式な情報は公開されていません。

筆者は噂がひとり歩きをしている印象を受けましたが、中には宝塚通の方が「天紫珠李の父親は会社経営者」と言い切っているコメントもあるので何とも言えませんね…
男役から娘役への転向
天紫珠李さんは、2015年に101期生として宝塚歌劇団に入団し、月組に配属。当初は男役としてスタートを切りました。
転機が訪れたのは、入団3年目、2017年のミュージック・パフォーマンス『MOON SKIP』への出演時。
この作品で、今まで経験したことが無い解放感に包まれて楽しんだとのこと。娘役に転向したいなという思いが自然に湧いて、娘役への転向を決意したのです。
転向当初は戸惑いも多く、最も苦労したのは「声の出し方」と語っています。
男役として培った重心の低い動きや発声を、娘役としてのしなやかさや柔らかさに変えていくには、相当な努力と意識改革が必要だったのではないでしょうか。
しかし彼女は持ち前の真面目さと研究熱心な性格で、役作りや表現の幅を少しずつ広げていきました。
尊敬する娘役・愛希れいかさんから「とにかくやってみること、ちがっていたらちがうと言ってあげるから」等たくさんのアドバイスを受け、確実にステップアップしていきました。
愛希れいかさんも男役から娘役に転向した1人。
そして、努力の甲斐あって2019年「夢現無双」で新人公演初ヒロインに抜擢されました!
こうして誕生した“天紫珠李”という娘役像は、男役経験を活かした存在感と、しなやかで柔らかい表現力を併せ持つ、唯一無二の魅力を放つようになったのです。

ちなみに身長も男役時代は169㎝、娘役に転向してからは166㎝に変更になったよ
天紫珠李の経歴
2013年、宝塚音楽学校へ入学。
2015年、宝塚歌劇団へ101期として入団。成績は次席!
月組公演「1789」で舞台デビューし、その後月組に配属。
2017年12月25日付で娘役へと転向。
2024年7月8日付でトップ娘役に就任!入団10年目。101期から初のトップ誕生。
お相手は鳳月杏さん。
主な出演作
- 2015年 「1789-バスティーユの恋人たち-」舞台デビュー 月組へ配属
- 2017年 娘役へ転向
- 2019年 「夢現無双」新人公演初ヒロイン
- 2019年 「チェ・ゲバラ」 東上初ヒロイン
- 2021年 「幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜」バウ初ヒロイン
- 2022年 「ブエノスアイレスの風」東上ヒロイン
- 2023年 「月の燈影(ほかげ)」バウヒロイン
- 2024年 トップ娘役に就任!
- 2024年 「琥珀色の雨にぬれて」トップお披露目公演
- 2024年 「ゴールデン・リバティ」大劇場トップお披露目公演
- 2025年7月~ 「GUYS AND DOLLS」出演予定
受賞歴:2021年 阪急すみれ会パンジー賞 新人賞
天紫珠李の魅力は?
華やかな顔立ちとスタイルの良さ
目鼻立ちの整った端正な顔立ちと、娘役としては高めの166cmの長身。
ドレス姿での立ち姿はまさに“舞台の絵”のように美しく、凛とした存在感を放っています。
ダイナミックなダンス
元男役という経歴を活かし、動き一つひとつにキレがあり、スケールの大きいダンスが魅力です。
バレエで培った柔軟さとしなやかさに加え、芯の強さを感じさせる踊りに惹き込まれるファンも多いです。
内面の芯の強さと誠実な努力
地道に努力を積み重ね、真摯に舞台と向き合う姿勢が印象的。
楽屋入りが早く、最後まで残って手入れをしている…というエピソードからも、責任感の強さと真面目な人柄が伝わってきますね。
今後の出演予定(2025年)
『GUYS AND DOLLS』
宝塚大劇場:7月26日〜9月7日
東京宝塚劇場:10月4日〜11月16日
まとめ|努力と華やかさを兼ね備えた実力派トップ娘役
天紫珠李さんは、男役としてのスタートを経て娘役へ転向し、誰よりも地道に歩み続けてきた娘役。
華やかさ・誠実さ・実力の3拍子が揃った存在として、今後の月組を支えるトップ娘役として大きな期待が寄せられています。
これからもどんな物語で、どんな女性像を魅せてくれるのか…
ますます目が離せません!